子供の頃と同じ熱量でゲームに興じる残念な大人の姿がそこにあった。←私だった。
わたしは、物心つく前からテレビゲームに触れ、その進化をリアルタイムで感じながら育った。
ゲーマーの兄弟がいたこともあって、家には歴代の家庭用ゲーム機とゲームソフトが沢山揃っており、晶ちゃんに申し訳ないくらい、恵まれた環境だったと思う。
でも、ハイスコアガールを読んでいると、PCエンジンを持っていなかったのが残念でならなくて、ハルオの話に一部ついていけないのがすっごく悔しい……。「贅沢を言うな!」って怒られそうだけど。
あと、もうちょっと早く生まれたかったな。性別も間違えて生まれてると常々思うし。
同級生とゲームの話をしても微妙に通じなくて何故だろう? と不思議だったけれど、後から、我が家がマイノリティだったことに気付かされて衝撃を受けた。
ファミコン → スーファミ → プレステ の流れで買い換える人間のほうが多数派だった!
↑このハード3つとも家にあったけれど、メガドラ、サターン、ドリキャスを好んでいたし……そういえば以前、「ゲームギア? なにそれ。頭に付けて修行でもすんの?」って言われたときは、ショックで泣きそうだった。
子供の頃のゲームの話になった時は、とりあえずポケモンの話をしておけば無難だし和を乱さない、ということを学習して今に至ります。これも処世術のひとつです。
※ただし「孵化乱数調整して4Vめざパ氷のS全振り臆病たすきサンダース育てたんだけど超つよい!」……みたいなことまで調子に乗って話すと、一般人には通じずドン引かれるし、可愛げも皆無なのでご注意を!
ゲーマーの兄に甘やかされて育ったわたしは、娯楽としてのゲームだけでなく、ストレスの捌け口や息抜き、現実逃避としてもゲームの世界に入り浸り、頼り続けた結果、
社会人になった今でも、子供の頃と同じ熱量でゲームに勤しむ、駄目な大人へと立派に成長した。
鞄の中にはVitaか3DSLLのどちらかもしくは両方+ヘッドホンが必ず入っているので常にパンパンで重たい。「女子は荷物が多くて大変だよね~」「ね~」って返すけれど、ちょっと気まずい。笑
ここだけの内緒のはなし。
実は、好きなゲームの発売日には前もって休みを申請してる。
(もちろん、発売日にゲームやりたいので発売日と翌日休みます……なんて口が裂けても言えないし言わない)
食料や飲み物を買い溜めして引きこもり、徹夜でほぼ一日中プレイするのがわたしにとって最上の楽しみのひとつであり、癒しなのです。
ちなみに次は、10月に大好きなゲームが出るので、連休を申請するつもり!
ゲーム日記や攻略情報とかも書いてみたいけれど、愛される技術とまったく関係ないし、嫌われそうで迷ってる。男の人って、自分よりゲーム強いor上手い女の人のこと、可愛いと思わないだろうし、鬱陶しいだろうと思って。
死ぬまでゲームしつづけたい。
鈴木史朗さん(76)と加山雄三さん(77)みたいになりたい。
ただ、わたしは超ビビリなので「ここの角まがったらゾンビ犬が飛び出してくる、あと一歩進んだら鳥が襲ってくる……」って頭で分かっていても怖くて、イチイチびっくりして心臓が止まりそうになるから、バイオハザードは向いていない。
勝手にどんどん進んでいくハウスオブザデッドみたいなガンシューは全然平気なんだけどな。
だからこの年齢で、表情ひとつ変えずにナイフクリアする御二方は、色々な意味でほんとすごい。すごすぎる。めちゃくちゃ格好良いし、ゲーム上手い人、大好きだ!
お亡くなりになられたけれど、淡路恵子さんにも、ネトゲじゃないドラクエの新作をプレイしていただきたかったな。
ハイスコアガールとの出会いも、いつか書こうかな。
- 作者: サムシング吉松
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 1999/10
- メディア: コミック
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